歌手IU(アイユー)に対して悪質なコメントを投稿し、裁判にかけられた30代の女性に対し、検察が懲役4カ月の実刑を求刑しました。
悪質コメントの内容と弁護側の主張
11月26日、法曹界によると、ソウル中央地裁刑事16単独(部長判事イ・ギョンソン)は15日、IUを侮辱した罪で起訴された30代女性A氏の結審公判を行いました。検察はA氏に対して懲役4カ月を求刑しました。
A氏は今年4月10日、IUの衣装や歌唱力、発言などを貶めるコメント4件を投稿したとして起訴されました。公判でA氏は「単なる嗜好を表現しただけ」と主張し、「精神疾患を抱えており、文章能力が劣る」として寛大な処分を求めました。
A氏の弁護人も「意見表明に基づいた内容」としつつ、「不快感や侮辱的な表現はあったが、侮辱罪は成立しない」と主張しました。
A氏に対する1審の判決は12月3日に下される予定です。
IUの所属事務所による法的対応
一方、IUの所属事務所であるEDAMエンターテインメントは11月11日、アーティストへの脅迫、侮辱、不法情報流布行為などに関して計180件以上の告訴を進めていることを明らかにしました。
事務所は「現在までに罰金刑(略式起訴処分)6件、教育受講条件付き起訴猶予3件、保護観察所指導委託条件付き起訴猶予1件が処分された」と説明。さらに「犯罪の重大性が高いと判断される一部の事件は略式手続きではなく正式裁判として進行中」とし、厳格な対応を続ける方針を強調しました。
記事出典:マイデイリー(韓国)
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