バーチャルアイドルグループPLAVE(プレイブ)の所属事務所BLASTが、アーティストの個人情報を無断で公開し、侮辱的な投稿を行った悪質な投稿者に対し法的対応を進める方針を明らかにしました。
11月27日、BLASTは公式SNSを通じて声明を発表し、「PLAVEメンバーに対する侮辱や名誉毀損を含む悪質なコメント、アーティストの個人情報を公開する行為、また当社に関する根拠のない噂の流布について継続的にモニタリングしており、ファンの皆様から寄せられた事案について慎重に検討した上で厳重な法的措置を取っている」と述べました。
法的対応の詳細
所属事務所は、X(旧Twitter)でPLAVEの個人情報を公開し悪意のある投稿を行ったユーザーA氏に対して告訴を進めたと明らかにしました。A氏の身元が特定された後、警察は出頭を求めましたが、A氏はアカウントを削除。その後、A氏が事務所に寛容を求めましたが、事務所側は厳正な法執行を要求し、警察は起訴意見で事件を検察に送致しました。
BLASTは「本件について無寛容の原則で対応し、今後も刑事処罰や民事上の損害賠償請求など、あらゆる法的手続きを厳格に進める予定」と述べ、悪質行為の根絶と健全なファン文化の醸成を目指す意向を表明しました。
バーチャルアイドルに関する新たな判例に期待
事務所はまた、「国内にはバーチャルアイドルに関する捜査事例や判例が少ないため、一般的なケースと比べ進行が遅い部分があるが、PLAVEを守るためにより積極的にメンバーの権益保護に努める」と強調しました。
PLAVEとは?
PLAVEは2023年3月にデビューした5人組のバーチャルアイドルグループ。ノア、イェジュン、ウノ、バンビ、ハミンのメンバーで構成されており、代表曲「WAY 4 LUV」などで多くの支持を集めています。
BLAST公式声明全文:
BLASTは、PLAVEメンバーに対する侮辱や名誉毀損、個人情報公開行為、また当社に関する根拠のない噂の流布について継続的にモニタリングしており、ファンの皆様から寄せられた事案を慎重に検討した上で厳重な法的措置を取っていることをお知らせします。
(声明の詳細省略)
記事出典:MBC(韓国)