ドラマ『玉氏夫人伝』に出演するチュ・ヨンウとキム・ジェウォンが、朝鮮の女性たちの心を揺さぶる魅力を発揮します。
JTBCの新しい週末ドラマ『玉氏夫人伝』は、11月30日午後10時30分に初放送されます。この作品は、名前も身分も夫もすべて偽物だった偽りの「外地夫」イム・ジヨン(演:オク・テヨン)と、彼女を守るために命まで懸けた芸人チュ・ヨンウ(演:チョン・スンフィ)が繰り広げる過酷な生存詐欺劇を描いたストーリーです。
劇中、奴婢から両班の家の「奥様」として新しい人生を歩むことになる偽りのイム・ジヨンに深く関わる二人の男性、チュ・ヨンウとキム・ジェウォン(演:ソン・ドギョム)が登場し、大きな注目を集めています。彼らの魅力が、ドラマの舞台を越え家庭視聴者の心をも掴むと期待されています。
ロマンチックな芸人、チュ・ヨンウ
まず、物語を語る「前記手」として登場するチュ・ヨンウ。顔を隠す覆面をしていても隠しきれない美貌と、生まれ持った芸術的才能で人気を集めています。話を語るだけでなく、自身が楽しむ楽器演奏や踊りを融合させた独創的なパフォーマンスで、登場するたびに町中が大騒ぎになるほどの名声を誇ります。
そんなチュ・ヨンウの本当の姿は、まさに「ロマンに生き、ロマンに死ぬ」朝鮮最高のロマンティスト。奴婢時代からイム・ジヨンを思い続けており、危険極まりない詐欺劇を行う彼女を命懸けで守ろうとします。愛のためには一切を恐れない切ない純愛物語が、多くの視聴者の心を打つこと間違いありません。
理想的な青年、キム・ジェウォン
一方、偽りのイム・ジヨンの「弟」であり、チョンスヒョン県監の次男であるキム・ジェウォンは、町中の両班令嬢たちが憧れる完璧な青年として登場します。幼い頃から早熟でしっかり者だった彼は、成長して科挙に合格するほどの学識と端正な容姿を兼ね備え、チョンスヒョン最高の花婿候補として注目を浴びます。
彼が科挙に命を懸けた理由は、義姉であるイム・ジヨンへの深い尊敬と愛情にありました。幼い頃から彼を支え続けた彼女に無限の感謝と忠誠を示し、いわゆる「義姉一筋」として活躍。しかし、彼女が身分を偽り、偽の人生を送っている事実を知らないキム・ジェウォンの運命にどのような試練が訪れるのか、視聴者の関心が高まります。
対照的な魅力の二人が紡ぐ物語
自由な魂を持つ芸人のチュ・ヨンウと、端正な両班の青年キム・ジェウォン。それぞれ異なる魅力で視聴者を惹きつける二人が、偽りのオク・テヨンの運命にどう関わっていくのかが大きな見どころです。
記事出典:JTBC(韓国)