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歌手ヘイズ（Heize）が切ない想いをテーマに秋の感性を呼び起こす新作をリリースしました。

ヘイズは11月6日午後6時、各音楽配信サイトで9thミニアルバム『FALLIN’』の全曲と、同名のタイトル曲『FALLIN’』のミュージックビデオを公開。約1年ぶりとなる新作には、『FALLIN’』や『すべてを教えてくれた人だから』『未来日記』『表の心』『点』『私なしで』『November Song』の全7曲が収録されています。タイトル曲と演奏曲『November Song』を除く全曲はヘイズ自身が手がけた作品です。

アルバム全体は「切ない想い」がテーマ。ヘイズは自身を「想いの多い人」と表現するほど、これまで多くの楽曲で想いをテーマにしてきました。今回はその想いを通して過去の気持ちを手放し、新たなスタートに向かう意志を込めており、想いの対象は恋人だけでなく、家族や夢など幅広く描かれています。

ヘイズは秋の情感に寄り添う形で楽曲全体に「切なさ」を込めています。「純粋な頃は、そばにあるすべてが当然で永遠に感じられる。けれどそれが消えてしまう瞬間は避けられない。秋は新しい始まりを意味し、切ない想いを手放し、新たな一歩を踏み出そうとする心境に似ている」と語りました。

タイトル曲『FALLIN’』はB.Iが作詞・作曲を手がけ、所属事務所の代表PSYからの提案によってタイトル曲に決まった楽曲です。淡々としたメロディにヘイズ特有の感性が加わり、儚さが漂います。「Love is like fallin’」と綴られる歌詞では、切なくも不安定な愛が自然と大人への成長に繋がる様子が描かれており、多くのリスナーが共感できる内容です。

ミュージックビデオでは、秋の風景が一つの映画のように美しく演出されています。ススキの野や落ち葉、夕焼けといった秋の象徴的な風景の中で、各登場人物がそれぞれの想いを抱きしめ、癒しを求める様子が描かれています。

ヘイズは「聴く人が自分の大切な瞬間を思い出して、癒しを感じてほしい」と語り、「慰めが必要な時に思い出せる歌手でありたい。その思いを忘れず、これからも曲を作り続ける」と抱負を述べました。

記事出典：NEWSEN（韓国）