YouTuberのツヤンが、自身に脅迫や恐喝を行ったとされるサイバーリカ(サイバーで活動する自称ジャーナリストグループ)連合と法廷で対決します。
10月18日、水原地方裁判所でツヤンを恐喝・脅迫したとして起訴されたグジェヨク(イ・ジュニ)、ジュジャクガンビョルサ(チョン・グクジン)、カラクラ(イ・セウク)、クロコダイル(チェ・イルファン)、弁護士のチェ氏ら5人に対する第2回公判が開かれました。
グジェヨク側は「ツヤン側が自ら、YouTuberたちにプライベート情報が広まらないよう管理を求めて契約を提案しただけで、脅迫的な言動は一切行っていない」と主張しました。さらに、「ツヤンのプライベート情報は、現在指名手配されている何者かが被告の携帯電話データを漏洩させて広まったもので、ツヤン側がそれに対して感情を持つのは理解できるが、脅迫被害者として訴えるのは無理がある」と強調しました。
他の被告たちもそれぞれ、共犯や脅迫行為を否認。ジュジャクガンビョルサのみが起訴事実を認め、反省の意を示しました。
一方、グジェヨクとジュジャクガンビョルサは、2023年2月にツヤンに脱税やプライベートに関する情報を得たとして脅迫し、5500万ウォンを恐喝した罪に問われています。また、彼らはツヤンのプライベートを暴露しない代わりに、知人のレストランを宣伝するよう強制したり、ツヤンが告訴を乱発しているという動画を投稿すると脅したともされています。
また、カラクラとクロコダイルは「ツヤンに対する暴露よりも、直接金を巻き上げるほうが得だ」と恐喝をけしかけたとされています。
次回の公判は10月30日に予定されています。
ツヤンは、かつての交際相手で元所属事務所の代表A氏から性犯罪、暴行、ガスライティング、搾取などの被害を受けたことを公表し、大きな衝撃を与えました。さらに、彼女は自身を脅迫して金品を奪ったサイバーリカ連合を告訴しました。
ツヤンはこの一連の騒動の後、一時的に活動を休止していましたが、最近ではラーメンの「モッパン(食事放送)」動画をアップロードし、近況を伝えました。彼女は体重が44kgまで落ちたものの、現在は47kgほどに戻ったことを明かし、「この地獄を耐えられたのは応援してくれた皆さんのおかげです。これからは法的に対応し、全力で立ち向かいます」と語りました。
記事出典:スポーツ朝鮮(韓国)