Netflixのバラエティ番組『黒白料理人』で大きな人気を得たアン・ソンジェシェフが、写真を通じて新たな姿を公開した。彼はその中で、「チェ・ヒョンソクシェフを落とすつもりで喜んでいた」というミームに関して説明した。
雑誌『Singles』は10月18日、『黒白料理人』に出演したアン・ソンジェの写真とインタビューを公開した。
公開された写真では、黒いコートとスラックスを身にまとい、独特な雰囲気を漂わせるアン・ソンジェシェフの姿が映し出されている。続くインタビューで、この人気を予想していたかという質問に対し、アン・ソンジェは「このブームは最初から予想も意図もしていなかった」とし、「私や周りのシェフたち、そしてビジネスを見渡して感じたことは、新しい活気が必要だということだった」と答えた。
また、「料理を非常に真剣に扱う人間として、シェフたちが笑いを取るのではなく、仕事に対する強い誇りや粘り強さをそのまま見せてほしいと思っていた」と述べ、「そのような生の姿を通じて、実際の外食業界にも役立つ素晴らしい番組が作られることを望んでいた。制作陣が私の意見を十分に理解し、受け入れてくれたことに感謝している」と感謝の気持ちを伝えた。
『黒白料理人』でアン・ソンジェは、シェフたちに料理の意図を尋ねていた。彼は「みんな必殺技を持ち出してきたはずだから、味が良いのは当然で、それ以上の区別をつけるために意図を聞いた」と説明した。
また「私が専門家だからといって、私の評価が絶対だと信じるのは危険な考えだと思う。意図も聞かずに一口食べて美味しいか、美味しくないかで判断してしまうのは、シェフたちにとって正当な機会ではないと思う。シェフは想像を形にし、それを一連の作業で実現して結果を生み出す存在なので、意図を尋ねるのは私にとって当然のことだった」とシェフたちへの敬意を示した。
さらに、自分の姿が編集されたミームを見たかという質問には、「見たくなくても、周りがあまりにもたくさん送ってくるので見ざるを得なかった」と笑いながら答えた。
「チェ・ヒョンソクシェフを落とすつもりで喜んでいた」というミームについては、「それが一番悔しい。本当にそんな考えで行動したわけではない。自分なりの愛情を込めた表現で、いろいろな味が出ていると伝えたかっただけだ」と釈明し、「チェ・ヒョンソクシェフの後ろ姿を見ながら笑っている写真もあったが、本当にシェフが全力を尽くしていて、素晴らしくてかっこいいと思っていたからだ。でも、それがあんな風に繋がってしまった」と話し、誤解であることを強調した。
『黒白料理人』はNetflixオリジナルのバラエティ番組で、20人の有名シェフ「白スプーン」と、実力者80人「黒スプーン」が料理対決を繰り広げる内容だ。番組は公開後、初週でNetflixのグローバルトップ10非英語TV部門で1位を記録するなど大きな人気を集めている。
記事出典：NEWS1（韓国）