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「健康に戻ってきました、忠誠!」
今や「チョン・ホソク兵長」ではなく、「BTSジェイホープ」の時間だ。世界的なグループBTSのメンバー、ジェイホープが1年6か月の兵役を終え、10月17日にグローバルなファンの元へと戻ってきた。
昨年4月18日に入隊し、江原道原州市の陸軍第36歩兵師団新兵教育大隊で教官として務めていた彼は、同日午前10時5分頃に除隊申告を終え、衛兵所を出た。部隊の入口に集まった報道陣やファンの前に立った予備役ジェイホープは、力強く敬礼をした。
6月に除隊したメンバーのジンから渡された大きな花束を抱え、興奮と緊張が交錯する表情を浮かべながら「ファンの応援のおかげで健康に戻ってくることができました」と、まずはファンダム「ARMY」に感謝の気持ちを伝えた。
続けて「この熱い感動をどう表現すれば良いのかわかりません。国のために常に献身している兵士たちにも関心と応援を送ってください」と、感動を抑えられない様子だった。ジンはそんなジェイホープの隣で、放送局のマイクを自ら手に取って持ち、兄貴分としての役割を果たしていた姿が印象的だった。
ジェイホープの除隊の瞬間は、韓国だけでなく、日本や中国など海外メディアもリアルタイムで報じ、BTSの変わらぬグローバルな影響力を実感させた。
多くの「ARMY」たちは「現地への訪問は控えてください」という所属事務所の告知に従い、部隊近くにジェイホープの顔が描かれたバルーンや、「喜ばしいホビの帰還」「除隊おめでとう、これからは花道を歩もう」などと書かれた横断幕を設置して歓迎の意を表した。一部のファンは現場には向かわず、ソウル龍山区にある所属事務所ハイブの前に集まり、人混みを作り出していた。
このように世界中から熱い注目を浴びて戻ってきたジェイホープは、早速「BTSの活動」を再開し、ファンの期待をさらに高めている。彼は部隊の前からジンと共に自社コンテンツの撮影を行ったとされており、除隊後すぐに軍服を脱がずにハイブ社屋を訪れ、ファンコミュニティWeverseでライブ配信を行った。
ジェイホープは配信で「今後の活動はある程度決まっている。『兵長チョン・ホソク』ではなく、BTSジェイホープとしての姿をお見せする」と話し、活発な活動への意欲を示した。さらに「ジェイホープの人生の『テイクスリー』(第3幕)が始まった」とし、「待っていてくれたARMYにゴム靴(兵役中の彼氏を待つ女性を指す言葉)ではなく『花の靴』を履かせ、花道を歩かせてあげたい」と予告した。
一方、ジンとジェイホープが除隊したことで、BTSは「復帰カウントダウン」に入ったと言えるだろう。シュガ、RM、V、ジミン、ジョングクの5人は現在兵役を遂行中で、来年6月に軍務を終える予定である。完全体での活動は、2025年下半期が見込まれている。
記事出典:スポーツ東亜(韓国)