KBS韓国放送は、韓国人として初めてノーベル文学賞を受賞した作家・韓江(ハン・ガン)と彼女の作品世界に焦点を当てた特集番組を緊急編成します。
『ノーベル文学賞受賞特集ドキュメンタリー 韓江』は、10月13日午後7時10分にKBS1で放送されます。国内外の文学評論家や出版業界の視点から、韓江の作品の価値と読者が感じる魅力を探ります。
この番組では、作家の個人の生活がどのように作品に反映され、それがどのように翻訳されて世界市場で受け入れられたのかを詳しく紹介します。また、ベルナール・ウェルベルなど有名作家のインタビューを通じて、世界的に注目されている韓国文学の現状とその未来の可能性を探ります。
さらに、10月11日には、KBS1で『作家 韓江 ノーベル文学賞受賞記念 アンコール TV本1・2部』が放送されました。この特集番組は、2016年に韓江がマンブッカー賞を受賞した際に制作された『TV本』の再放送で、『1部「菜食主義者-韓江に出会う」』、『2部「2016年マンブッカー賞受賞、作家韓江に出会う」』という構成で、彼女の作品世界を深く掘り下げています。
この番組では、歌手であり司会者のキム・チャンワンが韓江を直接訪問し、代表作『菜食主義者』や『少年が来る』を共に読みながら、自然な対話を引き出しています。韓江自身の声で語られる彼女の文学の世界や作家としての職業観、社会的暴力に対する倫理的問いかけなど、作家の核心に迫るテーマが浮かび上がります。
また、デイリートーク番組『ササコンコン』も、10月11日に『特集ササコンコン-作家韓江 ノーベル文学賞受賞』を放送し、韓国文学評論家協会のオ・ヒョンヨプ会長や『菜食主義者』をスペイン語に翻訳したユン・ソンミ教授、大衆文化評論家のチョン・ドクヒョン氏などがパネリストとして出演。韓国初のノーベル文学賞受賞の意義や、Kカルチャーの現状と未来について議論しました。
記事出典:スポーツ京郷(韓国)