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新人グループにとって最も必要なのは、大衆の視線だ。LE SSERAFIM(ルセラフィム)は、デビュー前からその視線の中心にいた。しかし、その目は温かくはなかった。好奇心よりも警戒、期待よりも疑念が先にあった。デビューの舞台は、まるで炎の中の試練台だった。まさに「Born Fire」。彼女たちは、火の中から生まれたグループだった。

グループ名「LE SSERAFIM」は、「I'm Fearless(私は恐れない)」を逆に並べた造語。単なる言葉遊びではなく、恐怖を覆して前進しようとする宣言だ。

その名前の通り、彼女たちは挑戦的で堂々としていた。しかし、新人の“挑発”は、歓迎というよりむしろ冷笑を招いた。「何を見せてくれるか?」よりも「本当に実力があるのか?」という疑いが先に立った。

LE SSERAFIMはデビュー曲『FEARLESS』から『ANTIFRAGILE』、そして最新作である5thミニアルバム『HOT』に至るまで、常に「熱さ(HOT)」をキーワードに掲げてきた。恐れず、壊れず、熱く愛し、挑戦する姿勢を伝えてきた。タイトル曲が『HOT』であることも、彼女たちのこれまでの流れを見れば自然な帰結だった。

しかしその「熱さ」は時に逆風を生むこともあった。コーチェラでのステージ後、パフォーマンスの完成度をめぐる議論が巻き起こり、ライブの実力不足といった酷評も相次いだ。「コンセプトに対してスキルが追いついていない」との指摘や、ハイヒールでのパフォーマンスに対する過激性の議論など、LE SSERAFIMの“挑発”は常に物議を醸してきた。

それでも彼女たちは立ち止まらなかった。むしろ、批判を正面から受け止めた。『FEARLESS』『ANTIFRAGILE』といった曲が単なる虚勢ではないことを証明するために、飛び交う言葉さえも自分たちの一部として取り込み、炎の中から再び立ち上がった。

今回のアルバムに収録された『ASH』は、その象徴的な楽曲だ。「燃やし、焼け尽き、灰の中から再び始めよう」という姿勢。LE SSERAFIMは、傷さえも自分たちの燃料に変えていく。

『Come Over』に込められた「感情に素直になって、一緒に踊ろう」というメッセージや、『So Cynical (Badum)』の「時には大胆な方がいい」「もう恐れるのはやめよう」という歌詞も、まるで彼女たち自身に向けられた魔法の言葉のようだ。

LE SSERAFIMは、いま確信に満ちた炎をより一層燃え上がらせている。火の中から生まれ変わる不死鳥のように、彼女たちは批判の中心でさらに強くなる。今、LE SSERAFIMが歌うのは、“再生”と“復活”の物語なのだ。

#LE_SSERAFIM #HOTアルバム #ASH #FEARLESSからの進化 #自己確信と再生の物語

記事出典:YTN(韓国)

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