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IUとパク・ボゴムが主演を務めるNetflixドラマ『폭싹 속았수다(邦題未定)』が世界中で大きな注目を集める中、各国語に翻訳された“ユニークなタイトル”が話題を呼んでいる。

本作は1950年代の済州島で生まれた反抗児エスン(IU)と、寡黙で頑固なカンシク(パク・ボゴム)の一生を、四季の移ろいに重ねて描いたヒューマンドラマで、3月7日よりNetflixで世界120か国に配信されている。視聴時間はすでに4,810万時間、視聴者数は600万人を突破し、非英語圏TVショーランキングで2位に浮上するなど、シンドローム的な人気を誇っている。

タイトル『폭싹 속았수다』は、済州島の方言で「お疲れさまでした」「ご苦労さまでした」といった意味。Netflixは、作品のメッセージである「厳しくも尊い人生をたくましく生き抜く姿」に合わせ、各国文化に即したタイトル翻訳を行った。

英語タイトルは『When Life Gives You Tangerines(人生があなたにミカンをくれたら)』。これは「When Life Gives You Lemons, Make Lemonade(人生がレモンをくれたらレモネードを作れ)」という、ポジティブマインドを示す有名な英語のフレーズをもじったもので、「レモン」を済州島の特産「ミカン」に置き換えたセンスが光る。IU自身も制作発表会で「英語タイトルが面白い。“すっぱいミカンを投げられても、それで柚子茶を作って温かく飲もう”という意味です」と語り注目を集めた。

台湾では、苦しみの後には甘い喜びが来るという四字熟語「苦尽甘来(苦しみ尽くして甘き来たる)」をベースに、『苦盡柑來遇見你(苦しみの末、君に出会う)』と翻訳。ここでも「甘(甘い)」を「柑(ミカン)」に置き換え、舞台である済州島を連想させるユーモアが効いている。

タイでは『ยิ้มไว้ในวันที่ส้มไม่หวาน(ミカンが甘くない日でも笑おう)』と訳され、「困難な日でも笑顔を忘れずにいよう」という前向きなメッセージを込めた。

フランスでは『La vie portera ses fruits(人生は実を結ぶ)』と題し、「すべての努力と試練はやがて意味ある成果となる」という哲学的な解釈で作品の本質を表現している。

Netflixのグローバルライゼーションチームの関係者は「文化的ニュアンスを活かすことに注力した」とし、「視聴者がタイトルだけで作品の雰囲気やジャンルを感じ取れるようにしつつ、原題のカラーを失わないようバランスを取った」と明かしている。

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記事出典:スポーツ東亜(韓国)

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