韓国とフランスの音楽専門家が協力し、K-POPに特化した作曲キャンプ『アトリエ・ケイポップ（Atelier K-POP）』が開催される。
在韓フランス大使館文化部とフランス国立音楽センター（CNM）は、3月24日から29日まで韓国で『アトリエ・ケイポップ』を実施する。このイベントは、フランス外務省とフランス海外文化振興院の支援のもと、JYPパブリッシング、Amplified、リウェイミュージック＆メディアと協力して行われるK-POP作曲キャンプだ。
在韓フランス大使館は、昨年12月20日までの選考を経て、フランス国内から4人の作曲家を選出。彼らはまず24日、ソウル・西大門区のフランス大使館で開催される『アトリエ・ケイポップ・カンファレンス』に参加する。ここでは、フランス国立音楽センターやJYPパブリッシング、Amplifiedなどの音楽専門家が集まり、「K-POP産業の深層分析と、グローバル市場における韓仏音楽産業の協力モデル」をテーマに議論を交わす予定だ。
25日から27日には、JYPパブリッシングのスタジオで、K-POPの作曲作業に取り組む。フランスの作曲家たちは、韓国市場の独自のダイナミズムを学びながら、国内主要レーベル向けの楽曲を共同制作する。
その後、28日にはK-POP業界関係者を前に、自ら制作したK-POPデモ楽曲を披露するリスニングセッションが予定されている。JYPパブリッシングでの活動を終えた後、29日からは、プロデューサーのキム・ヒョンソクが設立した「ノヌニ特攻隊エンターテインメント」や、ODD YOUTHの所属事務所TOPメディアに分かれ、K-POPだけでなく、ヒップホップやラップなど多様なジャンルの音楽制作を行う。
今回のイベントを主催するリウェイミュージック＆メディアのイ・ジヒョン代表は、「本イベントは、フランス政府と韓国の民間企業が共同開催する初の韓仏協力事業であり、両国の文化交流と共栄に向けた重要な一歩となる」とし、「アーティスト同士のコラボレーションを積極的にサポートし、グローバルヒット曲を生み出せるよう尽力する」と意気込みを語った。
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記事出典：スポーツワールド（韓国）