故フィソンの葬儀は遺族の意向により、簡素に執り行われる見通しだ。
所属事務所のTAJOエンターテインメントは11日、「突然の訃報により遺族の皆様が大きな衝撃と悲しみに包まれ、まだ葬儀の手続きを進められていない」とし、「遺族の心が落ち着き次第、葬儀を執り行う予定だ」と明らかにした。
また、「葬儀は遺族の意向により、家族や親族、知人のみが参列し、静かに執り行う予定」と伝えた。さらに、「深い悲しみに暮れる遺族のため、確認されていない噂や憶測による報道は控えていただきますよう、心よりお願い申し上げる」と付け加えた。
フィソンは10日午後6時29分ごろ、ソウル広津区のアパートで遺体で発見された。警察によると、家族が通報し、死亡後かなりの時間が経過していたとみられる。外部からの侵入など犯罪の可能性は確認されておらず、警察は具体的な死亡時刻や経緯を調査中だ。正確な死因を明らかにするため、国立科学捜査研究院に解剖を依頼する予定である。
2002年に『Like a Movie』でデビューしたフィソンは、『アンデナヨ(ダメですか)』『不治の病』『結婚まで考えた』『胸を刺す話』など、多くのヒット曲を発表し、多くのファンに愛された。
しかし、2019年9月から11月にかけて向精神性の麻酔薬プロポフォールを常習的に使用した疑い(麻薬類管理法違反)で起訴され、2021年の控訴審で懲役1年・執行猶予2年の判決を受けた。また、2020年には睡眠誘導麻酔薬エトミデートを投与後に倒れているところを発見されるなど、物議を醸した。自粛期間を経て、今月15日にKCMとの合同コンサートでの復帰を予定していたが、突然の訃報により多くの衝撃を与えた。
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記事出典:ザ・ファクト(韓国)