映画『ミッキー17』(監督:ポン・ジュノ)が公開後も連日ボックスオフィス1位を独走し、累計150万人突破が目前に迫っている。この中で、アカデミー賞候補作『コンクラーベ』(監督:エドワード・バーガー)が『退魔録』(監督:キム・ドンチョル)を抑え、公開初日にボックスオフィス2位でスタートを切った。
6日午前、映画振興委員会の映画館入場券統合電算網によると、『ミッキー17』は前日に8万40人を動員し、ボックスオフィスのトップを維持した。前日に続き8万人台の観客数を記録しており、累計観客数は146万5513人に達し、6日中にも150万人を超える見込みだ。
先月28日に韓国で世界最速公開された『ミッキー17』は、死亡すると再び「プリント」される"エクスペンダブル"として危険な任務に投入される消耗品人生を送るミッキー(ロバート・パティンソン)が、17回目の死の危機に直面しながら繰り広げる予測不能な冒険を描く。ポン・ジュノ監督が『スノーピアサー』(2013)、『オクジャ』(2017)に続き、3作目となるハリウッド映画として手掛けた作品で、ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、マーク・ラファロ、トニ・コレットなど、実力派俳優が集結し話題を呼んでいる。原作はアメリカの作家エドワード・アシュトンのSF小説『ミッキー7』を脚色したものだ。
『ミッキー17』は今月中、国内外で目立った競争作がないため、しばらく興行を続けると予想される。公開2週目の今週中にも累計200万人を突破する可能性が高く、実際、同日午前のリアルタイム予約率でも圧倒的な数字を維持しており、『ミッキー17』は依然として全体1位を守っている。現在の先行予約数は11万2908枚で、2週目の週末を前に前日より増加傾向を見せた。予約率も46.9%とほぼ半数に迫る勢いだ。
5日に公開された映画『コンクラーベ』は、新たにボックスオフィス2位にランクインした。『コンクラーベ』は、新教皇を選出する"コンクラーベ"の秘密の世界に隠された駆け引きや陰謀、裏切りを描いた知的で巧妙なシークレット・スリラーであり、今年開催された第97回アカデミー賞の候補作として注目を集めた。公開初日に1万796人を動員し、累計1万5409人となった。オカルト要素を含む韓国アニメ映画『退魔録』は3位で、同日8905人を動員し、累計31万8301人を記録した。『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は4位に後退し、4605人を動員し累計159万5994人となった。
また、尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領の戒厳令支持をテーマにしたドキュメンタリー映画『頑張れ、大韓民国』が5位にランクインし、3915人を動員。累計観客数は4万1553人となった。
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記事出典:イーデイリー(韓国)