歌手G-DRAGONが音楽プロジェクト『Good Day（グッドデイ）』を通じて、多彩な出会いを描き、視聴者を魅了した。
24日、視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、前日に放送されたMBC『Good Day』第2話の首都圏世帯視聴率は4.3%を記録し、チャンネル競争力と話題性を示す2049視聴率は2.6%となった。この日の放送では、音楽プロジェクトのインスピレーションを求めるG-DRAGONの旅が描かれた。俳優ファン・ジョンミンとの対話から、芸能界の1988年生まれ同士が集まる特別な会合まで、多彩なエピソードが繰り広げられた。
G-DRAGONは、かつての『We Are The World』のように、先輩・後輩が共演する音楽プロジェクトを夢見ていた。彼は自身が思い描くキャスティングラインナップについて、「その年の話題の中心になった人物を集めたい」と語り、BIGBANGのSOL（テヤン）、D-LITE（テソン）をはじめ、2024年の大賞受賞者であるaespaやSEVENTEEN、人気バンドDAY6、さらにはバーチャルアイドルPLAVE、ピアニストのイ・ヒョクまで言及し、多様なジャンルの融合を期待させた。また、現在の楽曲制作について「世代を超えて愛される曲を作りたい。自分が伝えたいメッセージについて悩んでいる」と打ち明けた。
音楽的インスピレーションを求めて、G-DRAGONがまず会ったのは俳優ファン・ジョンミンだった。LPバーで久々の再会を果たした二人は、お互いの近況を語り合った。G-DRAGONは、カムバック前にファン・ジョンミンに新曲を聴かせていたことを明かし、意外な親交を披露。ファン・ジョンミンは『Good Day』への出演を決めた理由について「G-DRAGONがプロデュースを手がけ、プロジェクトの収益を良いことに使うと聞いて、すぐにOKした」と語った。G-DRAGONはファン・ジョンミンの演技に惚れ込んだ作品として『甘い人生』を挙げ、役作りに込めた細やかな努力を称賛。自らも「ソロよりグループ活動の方が気が楽だった」と語り、最近BIGBANGのメンバーと一緒に披露したMAMAのステージについて言及した。
また、この日は「88ライン」の同世代俳優たちが集結し、特別な交流の場が生まれた。G-DRAGONを中心に、俳優キム・スヒョン、イ・スヒョク、イム・シワン、ファン・グァンヒ、チョン・ヘインが合流し、『私はソロ』をコンセプトにした88スターの会合が実現。デフコンは『私はソロ』のMCらしく、それぞれに愛称を命名。G-DRAGONは「直進型のヨンチョル」、キム・スヒョンは「場を盛り上げるヨンス」、イ・スヒョクは「フィジカル担当ヨンホ」、イム・シワンは「純粋なヨンジャ」、ファン・グァンヒは「片思いで胸を痛めるグァンス」、チョン・ヘインは「魔性のオクスン」と命名され、笑いを誘った。
さらに、88ラインによる「自己紹介タイム」も視聴者の笑いを誘った。方言演技とルービックキューブで個性をアピールするイム・シワン、G-DRAGONとの絶妙な掛け合いを見せたグァンヒ、リンゴを割る腕力でデフコンとコード・クンストを魅了したチョン・ヘイン、何もしなくても「桜の騎士」のような存在感を放つイ・スヒョクなど、それぞれの個性が光る時間となった。
G-DRAGONは、「みんなで歌を作り上げることが目標」と述べ、88ラインの仲間たちからインスピレーションを受けているかと聞かれると、グァンヒを見つめながら「全部は受け取れない」と冗談を交え、笑いを誘った。
また、キム・スヒョンは意外なモノマネを披露し、チョン・ヘインとともに話題となった「ヘイナ」ミームを再現し、現場を爆笑の渦に巻き込んだ。デビュー18年目の彼は「2024年じゃなければ、この企画を引き受けなかったかもしれない。でも今は性格が変わった」と告白し、他のメンバーも共感。「年齢を重ねるにつれ、同い年の仲間と集まる機会が減っている。この時間はとても貴重だ」と語った。チョン・ヘインとイム・シワンも「俳優としてではなく、人間チョン・ヘインとして参加したかった」「88年生まれ同士が集まることは本当に貴重」と、88ラインに対する特別な思いを明かした。
この後、第一印象投票が行われ、G-DRAGON（ヨンチョル）がチョン・ヘイン（オクスン）、ファン・グァンヒ（グァンス）から計2票を獲得し、88ラインの「第一印象1位」となった。その他のメンバーはそれぞれ1票を獲得し、イム・シワンは残念ながら0票という結果に。
友達同士で敬語をやめることを約束し、ぎこちなさを感じながらも、共通の話題で距離を縮める姿が描かれた。放送の終盤には、88ラインメンバーを驚かせる「ディナーミッション」の予告が公開され、次回への期待が高まっている。
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記事出典：JTBC（韓国）