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映画『ウィキッド』で注目を集めたシンシア・エリヴォ(38)が、ミュージカル『ジーザス・クライスト・スーパースター』でイエス役を演じることが発表され、賛否が巻き起こっている。

イギリスのメディア「メトロ」によると、今年8月1日から3日まで米国カリフォルニア州のハリウッド・ボウルで上演される『ジーザス・クライスト・スーパースター』で、エリヴォがイエス役にキャスティングされたという。

ハリウッド・ボウル側は「エミー賞、グラミー賞、トニー賞の受賞歴を持ち、アカデミー賞にも3度ノミネートされたシンシア・エリヴォがイエス役を演じる。ティム・ライスの歌詞とアンドリュー・ロイド・ウェバーの音楽が特徴の象徴的なミュージカルが、この夏再び戻ってくる」と発表した。

エリヴォも自身のインスタグラムストーリーで「この夏はとても忙しくなるけれど、とても楽しみ」と期待を寄せている。

このキャスティングの発表後、SNSでは熱い議論が展開された。一部のネットユーザーからは「完全に冒涜だ。キリストを侮辱している」「ハリウッドは自滅しようとしているのか」「イエスは黒人でも女性でもない」といった批判が噴出した。

一方で、彼女のキャスティングを歓迎する声も少なくない。「エリヴォの才能は計り知れない。イエス役も見事に演じるだろう」「驚きのキャスティングだが、とても勇敢な選択」といった肯定的な意見も多数見られた。

また、『ジーザス・クライスト・スーパースター』は1971年の初演以来、多様な人種のキャストを起用してきた歴史があり、今回のキャスティングを支持する声も多い。「メトロ」は「反対派は人種的に多様なキャスティングがなされたブロードウェイや映画を見たことがないのだろう」と指摘し、「彼女はこの役にふさわしい声を持っている」とのファンのコメントを紹介した。

エリヴォは2020年に発表された『ジーザス・クライスト・スーパースター』の女性版アルバム『She is Risen』でマリア・マグダレナ役を演じ、2016年にはブロードウェイミュージカル『カラーパープル』でトニー賞の主演女優賞を受賞した。最近では映画『ウィキッド』でエルファバ役を熱演し、高評価を得ている。

#シンシアエリヴォ #ジーザスクライストスーパースター #キャスティング論争 #ミュージカル

記事出典:TV REPORT(韓国)

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