元NewJeansのメンバーが、NJZという新たなグループ名で独自の活動を展開することを発表した。
NJZは9日、公式アカウントを通じて「久しぶりのグループセルフィーだった」とコメントを添えた写真を公開。公開された写真には、Vサインをしながら明るく笑うミンジ、ハニ、ダニエル、ヘリン、ヘインの姿が写っており、ファンとの交流を深めた。メンバーたちは「今日はとても充実した1日を過ごせた。Bunnies(NewJeansの公式ファンクラブ)も良い音楽を聴きながら温かく過ごしてね」とメッセージを残した。
NewJeansのメンバーは7日、NJZという新たなグループ名を発表し、ADORとは別に運営していたアカウント「JINZforfree」を「NJZ Official」に変更した。また、3月に香港のアジア・ワールド・エキスポで開催される**「Complex Live」**への出演を発表し、「ComplexCon最終日の3月23日にNJZの新曲、すなわちデビュー曲を公開する予定」と告知。さらに、「近日中にエージェントが決定する予定」とも明かした。
しかし、これに対してADORは「法的判断が出る前にメンバーが一方的にこのような選択をしたことを非常に残念に思う」との立場を示した。
NewJeansのメンバーは昨年11月、所属事務所ADORとの専属契約解除を宣言。当時、メンバーたちは「ADORの契約違反により専属契約を解除するものであり、違約金の支払い義務はなく、NewJeansの名称も引き続き使用する」と主張した。しかし、商標権問題が浮上したことで、「NewJeans」という名前を使用しない選択をしたとみられる。
一方、ADORは「NewJeansとの専属契約は2029年7月まで有効」として専属契約有効確認の訴訟を提起。また、**「所属事務所としての権利保全および広告契約締結禁止の仮処分」**も申し立てた。
NJZの独立活動が本格化する中、3月には法廷闘争がスタートする。3月7日には、ソウル中央地裁でADORが申請した仮処分審問が行われ、4月3日には専属契約の有効性をめぐる初公判が開かれる予定だ。
また、ハニのビザ問題も課題となっている。オーストラリアとベトナムの二重国籍を持つハニは、これまでADORを通じて発給されたE-6(芸術興行)ビザで活動してきた。しかし、このビザは今月初めに期限切れとなる。韓国の大衆文化産業法に基づきE-6ビザを取得するには、専属契約書、大衆文化芸術企業登録証、所属事務所代表の身元保証書、文化体育観光部長官の雇用推薦書などの書類が必要だ。ADORは「NewJeansとの専属契約は有効である」との立場を維持しており、ハニのビザ延長手続きを進めているが、ハニがADORに戻らない場合、ADORがビザ延長に協力する可能性は低い。また、NJZが他の事務所と契約を結ぶ場合、専属契約違反として法的問題が生じる可能性がある。
さらに、コアファン層(Bunnies)以外の大衆の反応の変化、ミン・ヒジン元ADOR代表のタンパリング疑惑、K-POP業界内での反発など、NJZが乗り越えなければならない課題は多い。
果たして、NJZとして再デビューを宣言した彼女たちは、どのような未来を歩むことになるのか。今後の動向に注目が集まっている。
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記事出典:スポーツ朝鮮(韓国)