ハイブ・アメリカ(HYBE America, HBA)が2025年の新年を華々しくスタートさせました。同社傘下のヒップホップレーベルQCミュージックとユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)傘下のモータウン・レコード所属スーパースター、リル・ベイビー(Lil Baby)が新作アルバムで米ビルボードチャートを席巻し、グローバルな人気旋風を巻き起こしています。
ビルボードが発表した最新チャート(1月18日付)によると、リル・ベイビーが1月3日にリリースした4thアルバム『WHAM』がビルボードメインアルバムチャート「ビルボード200」で1位を獲得しました。また、『WHAM』は「トップR&B/ヒップホップアルバム」「トップラップアルバム」「トップカレントアルバムセールス」「トップアルバムセールス」などのサブチャートでも首位に立ちました。
楽曲のパフォーマンスも圧倒的です。アルバムに収録された15曲のうち、なんと12曲がメインソングチャート「ホット100」にランクインしました。具体的には『Dum, Dumb, And Dumber』(16位)、『By Myself』(44位)、『Outfit』(50位)、『Stuff』(51位)、『Redbone』(53位)、『F U 2x』(57位)、『Listen Up』(65位)、『I Promise』(71位)、『Due 4A Win』(73位)、『So Sorry』(74位)、『Stiff Gang』(86位)、『Free Promo』(99位)などです。「ホット100」に届かなかった3曲『Streets Colder』『Drugs Talkin』『Say Twin』も「バブリングアンダーホット100」1〜3位を独占しました。この勢いを受けて、リル・ベイビーは「ビルボードアーティスト100」で1位に輝きました。
ハイブはグローバルな事業ポートフォリオを拡大するとともに、中長期的成長戦略であるマルチレーベル戦略を高度化する一環として、2023年にアメリカ本社であるハイブ・アメリカを通じてQCメディアホールディングスを買収しました。傘下のQCミュージックにはリル・ベイビーのほか、ミーゴス(Migos)やリル・ヨッティ(Lil Yachty)なども所属しています。
当時、QCメディアホールディングスのピエール‘P’トーマスCEOは「ヒップホップ音楽の地位を次のレベルへ引き上げる時が来た」と語り、「私たちの価値を理解し高く評価してくれるハイブと、共通のビジョンのもと長期間にわたり共に歩むだろう」と明らかにしました。また、ケビン‘コーチK’リーCOOも「ハイブをパートナーとして選んだのは、彼らのビジョンと戦略、そしてアトランタを拠点としたヒップホップジャンルのグローバル影響力を拡大できるプラットフォームに惹かれたからだ」と述べ、「ハイブの未来志向アプローチを基に、私たちのビジネスを次の段階へ進化させる」と抱負を示しました。
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記事出典:スポーツ京郷(韓国)