ポケットドルスタジオがJTBCのオーディション番組『プロジェクト7』の制作陣の横暴を公表し、法的対応を予告しました。
10日、ポケットドルスタジオの法的代理人である法務法人「クァンヤ」は、番組のマネジメント会社アンコールが出した立場文に反論し、深い遺憾を表明しました。アンコールは特定の所属事務所(ポケットドルスタジオ)を名指しし、「契約違反行為に法的措置を取る」と発表していました。
ポケットドルスタジオはこれに対し、「アンコール側の主張は事実とは異なる」と断言。制作陣の要請で、同社所属のBAE173メンバー・ジェイミン(本名:チョン・ミヌク)と練習生サクラダ・ケンシンが番組に出演し、デビューメンバーに選ばれたことを明かしました。その際、「デビュー後も活動の両立が可能」という条件で契約を締結していたと説明しました。
しかし、最終的に選ばれたメンバーたちの活動が始まると、アンコールは「活動の両立ができない」とする新たな契約書を提示。ポケットドルスタジオは調整の余地が多いとして署名を見送りました。この状態で、所属メンバーのジェイミンとケンシンがデビューメンバーとして海外スケジュールをこなす状況となりましたが、その間にアンコール側がメンバーとの接触を遮断したと主張しています。
さらに、ポケットドルスタジオによると、未成年者であるケンシンの韓国での保護者として、何度もメンバーの安否を確認しようと試みたものの無視され続け、ついには8日に警察に失踪届を提出する事態に至ったとのことです。この際、アンコール側は警察に「二人は家族と一緒にいる」と虚偽の説明をし、後にそれが事実でないことが判明しました。
ポケットドルスタジオは「契約違反に加え、連絡の遮断や虚偽説明など、アンコールの行動は到底容認できない」とし、問題が解決されない場合は契約書やメールの内容を公開すると警告しました。また、『プロジェクト7』の運営方法を厳しく批判し、すべての法的手段を講じる方針を示しました。
『プロジェクト7』は最終的に選ばれた7人で結成されたプロジェクトボーイズグループ「CLOSE YOUR EYES(クロユア)」のデビューを進めています。しかし、ジェイミンとケンシンを巡る所属事務所との対立が、デビュー活動の障害となっています。同グループのマネジメントは、中央グループ傘下のコンテンツ制作会社SLLとYGエンターテインメントの子会社YGプラスが設立したアンコールが担当しています。
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記事出典:@Style(韓国)