デビュー17年目を迎えてもなお、SHINeeのメンバーであるキーは常に新しい挑戦を続けている。今回はサイボーグをテーマに、彼の独自の魅力を披露した。

9月23日、ソウル・永登浦区フェアモントアンバサダーソウルにて、キーの3rdミニアルバム『Pleasure Shop』の発売を記念する記者懇談会が行われた。今回のソロアルバムは、2022年9月にリリースされた2ndミニアルバム『Good & Great』以来、約1年ぶりとなる。

キーは「また前回同様、しっかりと準備しました。これは私の本業ですので、準備が整えば自然とカムバックするものです。ただ、私を応援してくださる方々が楽しんでくれることを願って今回も臨みました」と、カムバックに向けた心境を語った。

誕生日にカムバック、ファンへの特別な日

奇しくもこの日はキーの誕生日でもあった。彼は「誕生日にカムバックするのは初めてです。ファンの皆さんにとっても記念すべき日になると思います。計算してみたら誕生日にアルバムを出せるタイミングだったので、思い切ってこの日にしました。私も嬉しいです」と微笑んだ。

キーは、前週末に行われたソロコンサートで新アルバムの全曲を初披露。親しいコメディアンのパク・ナレもコンサートに訪れ、大いに楽しんだという。

今回のアルバムには、タイトル曲「Pleasure Shop」を筆頭に、「Overthink」「Golden」「I Know」「Going Up」「Novacaine」など、主にハウスジャンルの全6曲が収録されている。物語は、キー自身がサイボーグとして人々を彼の世界に引き込むという斬新なコンセプトで展開されている。

サイボーグキーのコンセプト

キーは「人々に喜びを与えているようで、実はその喜びを奪い取っても罪悪感を持たない存在はどういうものだろうという疑問からこのコンセプトが生まれました」と話し、前作『Good & Great』とは違うアプローチを追求したと説明した。

タイトル曲「Pleasure Shop」は、独特なシンセパッドのパターンとダンサブルなドラムビートが特徴のエレクトロハウスジャンルの曲で、キーは清涼感のあるボーカルとダイナミックなラップを自由に行き来し、多様な魅力を披露している。また、彼は作詞にも参加し、サイボーグキーが自分の世界に人々を引き込むストーリーを反映させた。

完成度の高いミュージックビデオとファンへの配慮

新作のミュージックビデオが公開されると、MCのハネもその完成度に感心。キーは「いつも最善を尽くして準備しています」と述べ、満足そうに笑顔を見せた。

アルバムの出来について質問された際、キーは「100%満足するアルバムはこれまでありませんでした。個人的には何十億円もかけたいですが、それは会社との意見の相違もありますし(笑)。ただ、後悔しないように準備しました。長いキャリアだからこそ、予算を削るのではなく、むしろクオリティを上げていくことがファンへの礼儀だと思っています」と語った。

キーはまた、「ファンの皆さんが私に時間やお金を使ってくれているからこそ、消費者として後悔しないように心を込めて準備しています」と、ファンへの深い感謝の気持ちを示した。

ソロ活動とSHINeeメンバーとしての存在感

今回のソロカムバックによって、SHINeeのメンバー全員が約1ヶ月の間にソロ活動を再開するという異例の状況が生まれた。キーは「SHINeeのメンバー同士はお互いに干渉しすぎないのですが、無事に活動しているのを見て安心しています」と冗談交じりに語り、メンバー間の温かい関係性を垣間見せた。

最後にキーは「今日は記者の皆さんと久しぶりにお話しできて嬉しいです。時間を割いてくださりありがとうございます。これからも良いニュースと笑顔でお届けできるアーティストを目指します」と感謝の言葉を述べた。

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記事出典: NEWSEN(韓国)

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