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「ここに注目してください!今から私が話すことをよく聞いてください。これはただのゲームではありません。」
Netflix韓国オリジナルシリーズ『イカゲーム2』(監督:ファン・ドンヒョク)で、主人公ギフン(演:イ・ジョンジェ)が最初のデスゲームを始める前に参加者たちに伝えた言葉です。その通り、これは単なるゲームではありません。世界中が注目し、制作費1,000億ウォンをかけて作られた巨大なゲームです。
現在、世界で最も多く視聴されているドラマは『イカゲーム2』です。しかし、多くの人々が視聴しているからこそ、その反響も多様です。好評の声もあれば、批判的な意見も多く聞かれます。今、『イカゲーム2』は愛される一方で、憎まれる作品でもあるのです。
シーズン1は累計再生時間が22億時間を記録し、前例のない記録を打ち立てました。この記録は今でも破られていません。成功した作品の続編には、どうしても大きな期待が寄せられます。前作を楽しんだ視聴者が多ければ多いほど、評価が厳しくなるのも当然です。
『イカゲーム2』の定量評価は、期待通りの成果を示しました。同作は公開直後、Netflixの全世界TVショー部門で1位を獲得しました。公開わずか2日で1位となり、その地位は現在も継続中です(2024年12月27日~2025年1月2日基準)。93カ国を対象に視聴データを集計している世界的OTTランキング調査サイト「FlixPatrol」によると、『イカゲーム2』はすべての対象国で1位を獲得しました。圧倒的な結果です。
公開から4日間で再生された時間は4億8,760万時間。Netflixで最も多く視聴されたシリーズは、シーズン1の『イカゲーム』(22億520万時間)であり、次にスペインドラマ『ペーパーハウス4』の7億1,020万時間が続きますが、『イカゲーム2』はわずか4日間でこの記録を大きく塗り替えました。この数値が示すように、商業的成功に反論する余地はありません。
しかし、定性評価において『イカゲーム2』は厳しい評価に直面しています。作品の内容や価値、クオリティを中心に議論される中で、前作の成功と期待に応えたかどうかを巡り意見が分かれています。例えば、ポータルサイトのオープンチャットでは、朝でも深夜でも熱い議論が続いています。「つまらないし、設定が無理やり」「面白かったのに、批判している人は何を見ているのか」といった意見が飛び交い、賛否が激しく対立しています。ただし、どちらの意見も『イカゲーム2』への関心の高さを示しているのは明らかです。
一方、メディアの記事では厳しい見出しが多く見受けられます。「残念」「出だしで失敗」「崩壊したシーズン2」「見た目だけの中身なし」など、作品の質に対する批判もあれば、出演者のスキャンダルによるイメージダウンも指摘されています。
『イカゲーム2』は、童話的なビジュアルや鮮やかな色彩の空間、子供時代を思い起こさせる音楽と、命がけのデスゲームという背筋が凍る対比を見せています。シーズン1と同じ世界観の中で、新たなキャラクターとその絡み合う関係を描いています。既視感がありながらも新しい試みも盛り込まれており、1,000億ウォンの制作費の投入が一目で分かります。
評価が二分しているにもかかわらず、これだけ多くの議論が巻き起こるのは関心の裏返しでもあります。完全な「駄作」として片付けられる作品ではないのです。成功と評価のギャップを抱えた『イカゲーム2』は、まさに「命を懸ければ金を失い、金を得ようとすれば命を失う」というそのテーマを体現しているかのようです。
#イカゲーム2 #Netflixドラマ #韓国オリジナルシリーズ #視聴数記録 #賛否両論
記事出典:iZE(韓国)