ガールズグループIVE(アイブ)が、チェジュ航空旅客機事故の影響で新作プロモーションのスケジュールを延期しました。
所属事務所であるスターレンターテインメントは12月29日、公式SNSを通じて、「本日29日および明日30日に公開予定だったIVE THE 3rd EP『IVE EMPATHY』のプロモーションスケジュールが延期されたことをお知らせいたします。新たなアップロード日程は追ってご案内いたします。ファンの皆さまのご理解をお願い申し上げます」と発表しました。さらに、「事故で被害に遭われた犠牲者の方々とご遺族の皆さまに深い哀悼の意を表します」と述べ、追悼の意を表明しました。
12月29日午前9時3分ごろ、全羅南道ムアン空港でタイ・バンコク発チェジュ航空7C2216便が着陸中に滑走路の端を越えて空港外壁に衝突する事故が発生しました。尾翼部分を除いて機体が全焼し、搭乗者181人のうち生存した乗務員2人を除く179人が死亡したことが確認されました。
この痛ましい大惨事を受け、韓国全土で追悼ムードが広がる中、映画業界、放送業界、音楽業界を問わず、エンターテインメント関連のすべての活動が一時停止されています。音楽業界では、事故発生日の29日に予定されていたコンサートなど一部のイベントが開催されたものの、新作リリースやカムバックに関連するプロモーションは迅速に延期が決定されました。
一方、政府は全羅南道ムアン郡を特別災害地域に指定し、2024年1月4日深夜0時までの7日間を国家哀悼期間に設定しました。ムアン空港の現場をはじめ、全国17の市・道(光州、ソウル、世宗など)に合同焼香所が設置される予定です。
犠牲者の捜索活動は、179人全員の収容をもって約11時間で完了しましたが、当局は夜を徹して身元確認作業を進めています。一部の遺体については身元確認が難航しており、遺族のDNA採取などの手続きが行われています。消防当局は、30日朝から所持品の捜索を開始する計画です。
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記事出典:JTBC(韓国)