2025年1月15日公開予定の映画**『暴落』**が故ソン・ジェリムの遺作として大きな話題を呼ぶ中、主人公たちの葛藤を描いたキャラクターポスターが公開されました。
公開されたキャラクターポスター
ポスターには、若き事業家ヤン・ドヒョン役のソン・ジェリム、彼のビジネスパートナーであるカン・ジウ役のアン・ウヨン、そして彼らの投資家であり転換点となるケビン役のミン・ソンウクの姿が収められています。
ソン・ジェリムはスティーブ・ジョブズを彷彿とさせる黒い服と丸眼鏡を身につけ、画面の向こうを見つめています。「僕がそんなに悪かったですか?」という文句は、仮想通貨暴落事件のその後への興味を一層引き立てます。ソン・ジェリムはMOMMYという名前の仮想通貨を開発し、「ビジネスの天才」と呼ばれるヤン・ドヒョンを通じて、これまでのキャリアの中でも最高の演技を披露しています。
アン・ウヨンは「政府補助金?失敗させるためにくれるんだよ」という言葉で、補助金制度の盲点を悪用して起業資金を不正に受け取り、意図的な倒産と閉業を繰り返して投資金を増やすというキャラクターを演じています。
ミン・ソンウクは、人の本質を見抜くような冷静で厳しい表情が印象的です。「失敗しても大丈夫、世間は失敗した人を覚えていない」というセリフ通り、若手事業家を発掘して投資金を集め、自己利益を追求するビジネスマンの一面を見せます。
映画『暴落』の背景と見どころ
**『暴落』**は、50兆ウォンが消失し世界を揺るがせた仮想通貨暴落事件を基にした犯罪ドラマです。本作のモチーフとなったルナコインは、一時時価総額トップ5にランクインした主要仮想通貨でしたが、2022年に一瞬で1コイン当たり1ウォン以下に暴落。韓国国内だけで約28万人もの被害者を出しました。
映画は徹底的な事前調査と法的事例を基に精密な検討と法律アドバイスを受けて制作されました。韓国コンテンツ振興院のニューメディアコンテンツ部門制作支援作品であり、カンドラマフェスティバルで好評を得たドキュメンタリーディレクター出身のヒョン・ヘリ監督がメガホンを取りました。
世界を震撼させたルナコイン暴落事件を描く**『暴落』**は、2025年1月15日に公開されます。
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記事出典:スポーツ朝鮮(韓国)