アメリカの歌姫マライア・キャリーの名曲「All I Want for Christmas Is You(AIWFCIY)」が、ビルボードのメインシングルチャート「ホット100」で6年連続ホリデーシーズンの1位を獲得しました。
9日、ビルボードが発表した最新チャート(14日付)によると、「All I Want for Christmas Is You」は再び首位に輝き、これで通算15週にわたって1位を記録しました。この曲は、2019年から2024年まで、6年連続で「ホット100」1位を獲得した唯一の楽曲という前人未到の記録を樹立しました。
時代を超えて愛される名曲
「All I Want for Christmas Is You」は、1994年にリリースされたアルバム『Merry Christmas』に収録された楽曲で、今年で発表から30周年を迎えます。この楽曲はキャリー自身とプロデューサーが共同制作し、映画『ラブ・アクチュアリー』(2003年)にも挿入されるなど、毎年クリスマスシーズンに欠かせない名曲として親しまれてきました。
2017年12月に初めて「ホット100」のトップ10入りを果たして以降、ストリーミングサービスの普及と季節ごとのプレイリストの人気によって再評価されました。2018年にはトップ5に進出、2019年以降は毎年1位を獲得する定番曲としての地位を築いています。
歴史を塗り替えたマライア・キャリー
この楽曲の成功により、キャリーは1990年代、2000年代、2010年代、2020年代の4つの異なる年代で「ホット100」の1位を獲得した初のアーティストとなりました。キャリーは、1990年のデビュー以来、30年以上にわたりトップアーティストとして君臨し続けています。
ファンの間では、この曲を「キャロル年金」と呼び、キャリーが毎年約20億ウォン(約2億円)の著作権収入を得ていることが知られています。
マライア・キャリーの「All I Want for Christmas Is You」は、これからもクリスマスシーズンの定番として愛され続けることでしょう。
記事出典:ニューシス(韓国)