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キム・ワンソンが過去に体重が30kg台まで減少した衝撃のエピソードを明かし、話題を呼んでいる。
12月8日放送の『SBSスペシャル - バディメンタリー』では、キム・ワンソンとハン・スンヨンが体重に対する執着によって経験した苦しい過去を赤裸々に告白。ステージ上で輝いていた彼女たちが、華やかさの裏に隠された苦悩を語り、外見至上主義の残酷さを浮き彫りにした。
キム・ワンソン、「食事は贅沢」と語る衝撃の過去
1980年代を代表するディーバ、キム・ワンソンは、かつて体重が30kg台にまで減少した時期があったと回顧。「当時はちゃんとした食事をすること自体が贅沢でした。忙しいスケジュールの中でアイスクリーム一口やビスケット数枚で1日をしのいでいました」と述べ、過酷なスケジュールの中で外見管理を最優先にしていた日々を振り返った。
さらに、交通事故の後でさえ、わずか1週間でステージに復帰したといい、「痛みや疲労があっても、期待してくれる人がいる限り止まることができませんでした」と語り、当時の切迫感を物語った。
ハン・スンヨン、外見への執着がもたらした健康被害
「人形のような外見」として愛されたハン・スンヨンもまた、体重との戦いを経験していた。「体重が46kgだったときでさえ、もっと痩せろと言われました。さらに4kg減らしましたが、その結果、失神するほど体が弱りました」と明かし、涙をこらえた。
活動当時、クロップトップやローライズパンツといった流行アイテムが必須であり、「少しでもお腹が出てはいけないという強迫観念にとらわれ、結果として完治が難しい病を抱えることになりました」と、過剰なダイエットの代償の厳しさを伝えた。
過去を乗り越え、自分を大切にする現在
キム・ワンソンとハン・スンヨンは、体重という数値に縛られていた過去から解放されたいと口を揃えた。「ステージ上では最も輝いていましたが、同時に最も空腹だった時期でもありました」というハン・スンヨンの言葉は、当時多くの女性スターたちが経験したであろう苦しみを代弁している。
キム・ワンソンは「当時、自分がどれほど危険な状況にあったか気づいていませんでした。時間が経ってようやく『それは自分を虐待していたんだ』と悟りました」と語り、今では自分を大切にする方法を学んでいると明かした。
社会の圧力が生む外見への執着
『SBSスペシャル - バディメンタリー』は、外見への執着が単なる個人の問題ではなく、社会的な圧力によって課された基準であることを示している。キム・ワンソンとハン・スンヨンの告白は、単なる過去の話ではなく、今なお多くの人々が直面している問題を象徴している。
「体重という数字が私たちの価値を決めるわけではありません。誰もが自分の姿のままで輝けることを忘れないでほしい」という彼女たちのメッセージは、多くの視聴者に深い感動を与えた。
『SBSスペシャル - バディメンタリー』は12月8日夜11時5分に放送される。
記事出典:MKスポーツ(韓国)